起業後すぐに給与の4倍以上の収入がある?

この記事の目次

1.起業後すぐに食べていけるかどうかは前職の業務次第

2.自身の役員報酬の4倍の収入があれば生きていける

3.起業失敗のポイント


起業後すぐに食べていけるかどうかは前職からの業務次第

僕自身は東京で2社(300人程度の中堅企業と東証1部上場の電機メーカー本社)経験し、秋田に戻り実家(米屋)へ入社、そして親と喧嘩をし独立起業した経歴を持っています。

その経験から言えることがいくつかあります。

普通は起業するにあたって前職を引き継ぎ独立する方が多いでしょう。それが一番安全で安定できそうだから。

もちろんこれもしっかりとした準備がなければいくら前職を引き継いでもうまくはいきません。

もう1つ、僕だけではなくメンターである権さんも話をしていたことですが、東証一部上場などの会社から独立起業する場合、そのままクライアントを引き継ぐのは至難の業です。

僕がかつて働いた富士通株式会社では資本金3000万以上のクラスの会社としか取引ができません。

それ以下の場合は、子会社や関連会社を通じての契約となります。当然クライアントも大きな会社ですので、起業したばかりの会社と付き合うことはできないでしょう

一方、中小企業にいてクライアントを抱えていた方が数名で独立起業することは多くあり、比較的うまくいってます(うまくいくといっても苦しいことには違いないようですが)。

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自身の役員報酬の4倍の収入があれば食べていける

僕の後輩が仙台でサーバ会社を作ったときは、前職からの引継ぎで毎月200万の固定収入があったようで、そのお蔭で創世記を乗り切ることができたと言ってました。

前職の会社からクライアントごと移る場合、よくゴタゴタが起きます。

売上がなくなるんだから当然です。そのゴタゴタを小さく収めるか、分社という形で事業を受け継ぐのであればWin-Winとなりうまく回るでしょう。でも小さくてもゴタゴタがある以上どこかで悪評がたったり、小さなトラブルが続くことは必須です。

それは頭に入れておきましょう。

ゴタゴタしたくないのであれば、喧嘩別れはしないで全く別の分野で起業することを進めます。

ただそのためには時間をかけ自分を見つめなおし、事業プランを練り、資金を貯めないと無理。

【起業失敗のポイント】やっぱり起業するなら時間をかけて準備をしっかりと