その道のスペシャリスト(メンター)と仲良くなる
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なぜスペシャリスト(メンター)が必要なのか
起業したばかりのころは、自分のやりたい方向は見えているものの具体的にどうすればいいのかわからないことがたくさん出てきます。
それは起業の手順ではなく、事業に関する本質的なこと。
僕の場合、ネットショップ運営がメインなのでその道にプロにいろいろと教えてもらおうと考えました。
なぜか。
自分で一つ一つ経験し、検証をし、売り上げを上げてゆくのがノウハウにもなりよいことはわかりますが、いかんせん時間がない。今の時代は一気に花開いたり、パッと売れ出したりすることが段々と難しくなってきていますので(ネットショップでも2008年ころまでは中ヒットくらいの商品を売り出すことは簡単でした。実際うちも体重米で1年で2,400万も売ったことがありました)、地道に確実にコツコツと売り上げを伸ばしていくしかありません。
でもそんなに時間もないとなるとその道のスペシャリストに教えてもらうことが一番早く進める道。
そのためにスペシャリストをメンターとして、弟子入りすることをおススメします。
【メンターの語源・由来】 メンターは、ギリシャの詩人 ホメロスが書いたといわれる叙事詩『オデュッセイア』に登場する老賢人「Mentor(メントール)」の名から。 メントールは、オデッセウスがトロイに遠征の際は王子テレコマスの養育を任され、オデュッセウスがトロイで危機に陥った際には勝利を導く助言をする存在で、オデュッセウスにとって信頼できる良き支援者であった。 そこから、メンターは「助言者」「教育者」「恩師」などの意味で使われるようになった。
言語由来辞典より
僕はゴンウェブコンサルティングの権成俊さんを以前より存じていたのでネットショップに関しては権さんにいろいろと教えていただきました。((株)ゴンウェブコンサルティングはこちら)
どんなメンターが必要か
僕は師匠と思う人は何人いてもいいと考えています。学ぶべきことはたくさんありますので。
僕はECについては前述のゴンウェブコンサルティング権成俊氏に、
EC、写真撮影などについては有限会社アイリンクコンサルタントの加藤忠宏氏に、
起業の先輩としてはバイヤーズ(株)の登内芳也氏に、
商品開発やマーケティングについては(株)マーケティングハピネスの松本朋子氏に
経営やネット業界の未来については、(株)こきょうの森本繁生氏に、
PPC広告については合資会社そふとの我孫子勝弘氏に、
それぞれ勉強会に参加し、また懇親会などにも参加しいろいろと教えていただきました。
もちろん事業に関すること以外でもいろいろとあると思います。
どんなことでもいいです。この人についてゆきたい!という方を見つけて教えてもらうこと、これがとても大切です。
メンターとの距離を縮めるために
いろいろな出会い方があるかと思いますが僕のケースをいくつか紹介します。
1.そのメンター候補の方が開催するセミナーや勉強会に顔をだしまずは名刺交換をする。
2.大体の方は本を出していたりするので、その本の感想をメールもしくは手紙を出す。
3.再度セミナーへ参加し、懇親会にも参加して覚えてもらう
4.定期的な会員となり、開催地が遠くても毎回出席する。
するとそのメンターの周りにいる有名人とも仲良くさせてもらうことができ、そこからネットワークが広がったり、いろんなことを教えていただいたりもします。
今は距離が離れていてもFacebookやメール、ブログなどでフォローできますしね。
Facebookやブログでも積極的に発言してください。
余談ですが、僕が会社継続を諦めた時にメンターの何名かからうちで何年か勉強しないかと声をかけていただきました。とても嬉しかったですね。
メンターというのは人生の師匠であり、恩師です。恩を仇で返さないように僕もがんばります。
メンターについてのおすすめの本