2026/6/19 理想の管理職Expoにてアンガーマネジメント講演を聴きました

先日、東京ビッグサイトで開催された「理想の管理職EXPO 東京・春」に参加してきました。総務・人事・経理Weekの中で行われた、マネジメントをテーマにした大きな展示会です。全国から人事・研修担当の方が集まる場で、僕自身も研修を提供する立場として、そして一人の管理職として、多くの学びを持ち帰ることができました。

今回いちばんの目的は、日本アンガーマネジメント協会フェローで、アドット・コミュニケーション株式会社 代表取締役の戸田久実さんの講演を聴くことでした。テーマは「アンガーマネジメントでハラスメントを恐れず部下が育つ職場へ」。僕にとって戸田さんは、アンガーマネジメントを学ぶうえで大きな影響を受けてきた存在です。その話を現場で直接聴ける貴重な機会でした。

「叱れない」「指導が怖い」——今、多くの管理職が抱える悩み

講演の冒頭で戸田さんが触れていたのは、「叱れない」「指導が怖い」という管理職の声が、今とても増えているという話でした。パワハラという言葉が広く知られるようになった一方で、「これを言ったらハラスメントになるのでは」と、必要な指導までためらってしまう。そんな管理職が、業種を問わず増えているのだそうです。

これは、僕が保育園の運営に関わる中でも、また企業や行政で研修をさせていただく中でも、本当によく耳にする悩みです。部下の成長を願う気持ちはあるのに、伝え方が分からず口をつぐんでしまう。その結果、部下が育たず、職場全体の元気もなくなっていく。決して他人事ではないテーマでした。

アンガーマネジメントは「怒らない技術」ではなく「適切に伝える技術」

戸田さんの話の中で、僕がいちばん心に残ったのはこの一言でした。

アンガーマネジメントは「怒らない技術」ではなく、「適切に伝える技術」である。

アンガーマネジメントというと、「怒りを我慢すること」「感情を抑え込むこと」だと誤解されがちです。でも本当はその逆で、大切なのは感情的に怒ることではなく、相手の成長を願いながら事実を伝え、行動の変化を促すこと。伝えるべきことは、きちんと伝えていい。ただし、感情をぶつけるのではなく、伝え方を工夫する。それがアンガーマネジメントの本質だと、あらためて気づかされました。

「叱ってはいけない」のではありません。「適切に伝える技術」を身につければ、ハラスメントを恐れることなく、必要なことを的確に伝えられる。部下が育つ職場は、その先にあるのだと思います。

講師として、研修担当者として、管理職として

45分という短い時間でしたが、僕にとっては三つの立場から学びのある時間でした。

一つは、アンガーマネジメント研修を提供する講師として。伝え方の技術を、どう言葉にして受講者に届けるか。戸田さんの話の組み立て方そのものが、大きな勉強になりました。

二つめは、法人で研修を企画する研修担当者として。今どんな悩みが現場にあり、どんな研修が求められているのか。そのリアルな肌感覚を持ち帰ることができました。

三つめは、僕自身も日々部下と向き合う管理職として。「適切に伝える技術」は、僕自身がこれからも磨き続けたいテーマです。

研修を提供する側であっても、学び続けることをやめてはいけない。むしろ、学び続けているからこそ、現場の悩みに寄り添った研修ができる。そう再確認できたことが、今回いちばんの収穫だったかもしれません。

秋田でも、ハラスメントを恐れず部下が育つ職場を

「叱れない」「指導が怖い」という悩みは、都会だけの話ではありません。秋田の企業や行政、福祉の現場でも、同じ声をたくさん聞きます。だからこそ僕は、アンガーマネジメントを軸にした「適切に伝える技術」を、秋田の管理職の皆さんに届けていきたいと考えています。

あきたこまちネットでは、こうした学びを土台にした管理職・リーダー育成研修を提供しています。「部下が育たない」「パワハラが怖くて指導できない」——そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。また、保育園や福祉施設で働く方に向けた保育士・福祉施設向けアンガーマネジメント研修もご用意しています。

よくある質問

Q. アンガーマネジメント研修は、怒りを我慢する方法を教わるのですか?
いいえ。アンガーマネジメントは「怒らない技術」ではなく「適切に伝える技術」です。伝えるべきことを我慢するのではなく、感情的にならずに事実を伝え、相手の行動変容を促す方法を学びます。

Q. 管理職向けの研修は、オンラインでも受けられますか?
はい。あきたこまちネットの研修は、秋田県内はもちろん、オンラインで全国どこからでも受講いただけます。まずはお気軽にご相談ください。

Q. 少人数でも研修を依頼できますか?
少人数から対応可能です。ご相談いただければ、貴社の課題に合わせた内容をご提案します。

アンガーマネジメントについては、日本アンガーマネジメント協会のサイトでも詳しく紹介されています。あわせてご覧ください。

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