新しい事業の見つけ方

この記事の目次

1.事業を白紙、0から始める場合

2.SWOT分析、自分の強み弱みの見つけ方

3.才能の原型の見つけ方

4.起業失敗のポイント

5.事業・才能の見つけ方のオススメ本


事業を白紙、0から始める場合

通常起業する場合は、これまで培ってきた経験をグレードアップする、もしくはプラスアルファを加えて独自の事業を行う方が多いと思います。

僕のようにこれまで行ってきたネットショップを運営するということで起業をしても、結局レッドオーシャンに首を突っ込んでいてうまくいかない場合、新しい事業を考えるしかありません。

では何を元に事業を考えればよいのでしょうか?

これが起業の原点になると思いますのでよく読んでください。

時間と生活費に余裕がある場合はこれを参考に新しい事業をどうするか、よく考えてみましょう。

以下に事業の見つけ方を記します。

ちなみに分析対象は自分自身です。これは自分自身が事業の原点になるからです。何か商品やサービスではなく自分自身をしっかり分析しましょう。

SWOT分析、自分の強み弱みの見つけ方

強み、弱みを内的、外的要因にわけて見つけるのがSWOT分析です。

やったことがある方も多いでしょう。改めて自分を見つめなおす意味でもSWOT分析を行うことをオススメします。

(用語解説)SWOT分析とは

SWOT分析(-ぶんせき、SWOT analysis)とは、目標を達成するために意思決定を必要としている組織や個人のプロジェクトやベンチャービジネスなどにおいて、外部環境や内部環境を強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) の4つのカテゴリーで要因分析し、事業環境変化に対応した経営資源の最適活用を図る経営戦略策定方法の一つである(Wikipedaより)

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自分で思いつく限り各項目10個以上を上げてみましょう。どんな小さなことでもいいです。

自分の性格や趣味、仕事への取り組みなどどんなことでもよいので5個以上書き出します。できれば10個以上。

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例えばということで僕の場合は(起業塾で書いたSWOT分析より)、

(強み)

・ウェブ関連の仕事を17年続けている

・大手ポータルサイトの運営経験がある

・ネット販売を11年続けている

・鉄道が好きでかなり詳しい(模型や乗り鉄)

・イクメンサークルの代表を5年続けている

・イクメンスクール等も受講し、講師経験もある

・楽器(トロンボーン)を吹いて25年以上になる

・事務局や代表等を務めることが多い

・新しいことが好き、発想力はある方だと思う

・決断力、行動力はある

・ウェブに関するパートナーが全国にいる

・Facebookの友達が500人以上全国にいる

・ブログをやって15年になる

(弱み)

・ウェブデザインの技術がない

・一人での経営経験がない、経理に詳しくない

・集中できない時は仕事がはかどらない(性格の問題)

・嫌な仕事でも頼まれたら断れない

・ウェブに関する資格を持っていない

・なんでも自分一人でやってしまうところがある。結果的に非効率

・営業力がない

(機会)

・アベノミクスで小規模事業者に有利な政策がでてきた

・ウェブ検索も長くやっているメリットが出てきた(ドメインの力)

・創業補助金を遣える環境にたった

・イクメンという言葉が定着してきた

・鉄道好きがテツと呼ばれ世間に定着してきた

・鉄道イベントなどが多く開催されるようになってきた。鉄道ブーム?

・ネット購入が広まり誰でも利用できるようになってきた

・婚姻数が震災以降増えてきているらしい

・安価に情報発信できるツールが増えてきた。SNS等

・周りに起業家が多くいろいろなアドバイスをもらえる

(脅威)

・ウェブの情報量が増え探すことが難しくなってきた

・ECマーケットも成熟期。今までと同じでは下るだけ。レッドオーシャンに?

・アベノミクスの好景気が地方には広まらない

・ブライダルの挙式数は減っている

・少子化人口減はどんどん進み、子供向けの事業は成り立たなくなる?

・オムニチャネル対策では小規模事業者は投資額が多額になるため不利

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ここから生まれてきた事業計画案は2つありました。

1つは土日を中心としたパパと子供が集うイクメンカフェの運営、

2つ目はウェブに関する事業を展開する企業を集めたシェアオフィスを運営し、これまでの経験を入居企業へアドバイスし相乗効果をあげていくというもの。

僕は後者を選択し事業計画を作成、そして創業補助金にも応募し採択されました。

※ヒント:国の施策=プロジェクトが背景にあれば今後マーケットが拡大する可能性は高い。例えば今の時代でいえば、アベノミクスの成長戦略やイクメンプロジェクトなど。

才能の原型の見つけ方


ところで適#職と才能という似て非なる言葉があります。

才能とは何でしょうか?

才能とは、一生懸命がんばらなくてもできてしまうこと、これが才能でしょう。

辞書には「ある個人の素質や訓練によって発揮される、物事をなしとげる力」とありました。

簡単に言うと才能をフルに生かした事業を行えば、がんばらなくても成功する可能性が高くなるということです。

自分の才能ってわかりますか?皆さんはよく誰から物事を頼まれたりしませんか?よくこんなことできるねぇ、と言われたことはありませんか?小さなころから学校の先生や友だちに○○がよくできてたよね、と言われたことはありませんか?

それがあなたの才能です。でも社会人になり仕事をしてみると才能を活かしていないケースがとても多いと思います。もちろん才能は歳を経るごとに変わることもあるでしょう。

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オススメするのは、本田健さんの才能の原型チェック。

有料ですが一度試してみてください。僕も試しました。

それまで考えたこともないような才能の原型がいくつかでてきましたが、確かに人からよく言われた事柄があてはまりましたね。

(僕の場合。2015年5月にチェック)

1位:ヒーロー・ヒロイン

2位:教育者・メンター

3位:癒す人

4位:縁の下の力持ち

5位:コネクター

要するに人と人の間に入る仕事、経験や知識を教える仕事に向く才能を持っていると出ました。これまでこのような仕事には全くついたことがありませんでしたが、確かに向いているなと自分でも感じます。

全く白紙の状態からとにかく起業をしたい、もしくはこれまでやってきた仕事の行く末を案じている方、今レッドオーシャンにどっぷりつかり価格競争に巻き込まれ先がないと感じてる方、これまでと全く違う仕事をしてみたいと考えている方は、自分の才能を掘り起こして、活かす仕事を見つけてください。

僕もこれまでの経験を教訓にして人に教える仕事など新しいことにチャレンジしてゆきます。

【起業失敗のポイント】自分がやってきたことを振り返り、ワクワクすることをやると人の役に立つ=お金になる


20代の方は申し訳ないのですがまだまだ人生経験が少なく、まだ人に伝えられるものは持ち備えていないでしょう(全員がそうだとは言いませんが)。

通常社会人となり10年~20年の間に様々な経験をし、人に役にたつこと、たたないことがわかってきます。もちろん時代の変化、流れもあります。

そしてその経験を振り返ると誰かの役に立つ、つまりお金になることがたくさん出てきます。

自分の経験を人の役に立てればそれが自分の新たな仕事(ライフスタイル)になるでしょう。

事業の見つけ方のオススメ本

作家の本田健さんはお金に関するスペシャリスト。本田健さんの著作やセミナーへはお金に困っている人、経済的に不自由な人たちが集まり様々なアドバイスを受けています。僕もその一人。

自信をもって下記の本をおススメします。是非読んでみてください。