いざダメになった時に相談できる人

この記事の目次

1.本当のことを言える友人、先輩、後輩はいますか?

2.事業をしてる人と付き合う必要

3.地元での人脈の作り方



 

本当のことを言える人と付き合う

起業したてでうまくいかないことを考えるのは酷なことですが、起業したものの数年後には1割しか残らないという現実があります。9割はうまくいかないということです。

では、うまくいかなくなったらどうするか。

事業を行いながら先がないな、ちょっと危ないなと感じたら(意地で感じないのではなく、素直にヤバイと思うことが大切)、身近な友人、知人、先輩、後輩に自分が置かれてる状況を説明することが大事です。

僕も法人カードの引き落としができなかったときに、このまま続けてもダメだと感じ、付き合いのある友人、先輩数名に声をかけました。内容は、転職をしたい、何かあれば声をかけてくださいということ。

そうしたら先輩たちがいろいろと動いてくれいろいろな話を持ってきてくれました。

勉強会の主催者であるメンターからも声をかけてもらいました。

本当に嬉しく、感謝してもし切れない日が続きました。

皆さんはもうだめだというときに気軽に話ができる人はいますか?

*学生時代の友人

*業界団体の先輩、後輩

*サラリーマン時代の先輩、後輩、知人

*業界の知人

*勉強会、セミナーで知り合った先生

 などなど。

あなたの人脈はたくさんあるはずです。その多くの人に本音で話をできますか?

プライドなど捨てて自分の置かれた立場をしっかりと伝えることができますか?

これが一番重要です。

普段の付き合いの中で、自分の本当のことを伝えられる人をたくさん持つようにしましょう。


 

事業をしている人と付き合う

起業した人を雇うとなるとさすがにアルバイトということはないでしょう。

雇う方も気を遣います。

なので起業したけどうまくいかない、このままではヤバイと感じたらアルバイトを探すのではなく、まずは事業を営んでいる友人や先輩・後輩に声をかけましょう。

僕の経験から言うと、30代後半を過ぎ起業した人が、普通に転職活動をしてもまず声はかかりません。

特に地方にいると転職活動はかなり難しい。難しいというよりも無理です。

なので事業をしている人に自分の状況を伝え(経営者ならある程度わかってくれるはず)、そしてどこかに拾ってもらうことや、雇ってもらうことを考えましょう。

経営者の転職はサラリーマンの転職は全く違います。

うまくヘッドハンティングされればよいのですが、可能性としてはかなり低いと思います。

普段から事業を営んでいる経営者とたくさん付き合うようにすることをおススメします。


 

地元での人脈の作り方

あなたが30代であれば、地元にも必ずある青年団体や商工団体に入ることをおススメします。

例えば、

*青年会議所

*商工会議所青年部

*商工会

*全国中小企業団体中央会

などがよくある団体です。

僕は秋田青年会議所に9年半在籍し、地域の様々事業や日本全国でおこなれる事業へ顔をだし、少しですが全国に友だちができました。その友人は各地で活躍をしている経営者です。

他にも地域での経済団体はたくさんあります。

*法人会

*ライオンズクラブ

*ロータリークラブ

など。ただこれらは少し年齢層が高いので若いうちから入るのはどうかなと思いますね。

できるだけ若いうちから入会し、長く共に活動することが大事です。

僕は青年会議所での活動がたくさんの気づきや人脈作り、そして知識と経験をもらいました。

それが今でも大いに役立っています。

実はピンチの時に声掛けをしてもらった大半は青年会議所の同期、もしくは先輩でした。

この恩は一生忘れないとともに、たくさんの人に支えてもらっていると改めて感じました。

ピンチの時に助けてくれる人。

普段からそういう付き合い方をしましょう。