あなたはスペシャリスト?ゼネラリスト?

スペシャリストとは・・・特定の分野に高い専門性を持ち、その分野に特化した仕事を行う人のこと

ゼネラリストとは・・・複数の分野にわたる広範な知識を持つ人のこと。組織の中で横断的に経験を積むことができるため、経営幹部候補と成りうる人材をゼネラリストとして育成する企業が多くあります。

いきなり何?と思う方もいるかもしれません。他にもエキスパート、プロフェッショナルという言葉もありますが、まずはこの2つで起業の説明を。

二度の起業(12年前に秋田に戻ってきた時と昨年独立した時)からの経験を踏まえた個人的な意見です。

個人での起業はある一つの分野に精通したスペシャリストがふさわしい、また複数人、仲間と起業する場合の経営者はゼネラリストであるべきと考えます。

(いろいろな意見はあることでしょう)

Webに携わる場合としては、
スペシャリスト・・・コーディング、デザイン、解析、SEO、Webマーケティング、システム開発、データベース構築などなど専門的な職種の仕事が山のようにあります。今ではクラウドソーシングなどで仕事を探すこともできます。

ゼネラリスト・・・ディレクター、プロデューサーなど中間的な立場で全体を統括、プロジェクトリーダーなどもここに入るでしょう。

大規模はプロジェクトなどに入る起業家はこちらでもよいかと思いますが、地方で下請状態の仕事が多いところでは、ゼネラリストでは生計が成り立ちません。
30代前半までならいいのですが、それ以降は転職のつぶしも聞きません。
いい意味で器用貧乏といえるかも?

地方でゼネラリストが稼げない理由、仕事の額が小さいが上に、デザインやコーディングを外注に出した時点でマイナスになる。地方ではサラリーが低いから成り立つ仕事もたくさんありますが、いずれは疲弊してしまいます。

そうならないためにも地方のWeb業界で起業する場合は、一人であればどこかを突き詰めたスペシャリストとして起業することをお勧めします。

ただし、それもかなり狭い分野で突き抜けた知識、経験を持つことが必要でしょうね。

例えばECサイトに組み込むWordpressでのサイト構築、デザイン、とか。

それでも国内には数多くの競合が現れますので切磋琢磨とオリジナリティを出すことは必要ですが。