ネット販売がうまくいかない理由・・・その1
久しぶりの更新でスミマセン。
9月よりスタッフが増え、いろいろやることが増えたと思ったらあっという間に年を越していました。
スケジュールを立ててやらなければいけないことが全て後手後手。よくありませんね。
そんな現状も踏まえ、これからネット起業を考えている方への参考になればと思いこれから数回シリーズで僕がやってきた失敗事例を紹介します。
■食品ネット通販の場合のよくある失敗事例■
自家消費、ギフトニーズの大きく2つにわかれる食品の場合は、戦略が大きく変わります。
うちは10年以上お米の通販を行っていますので、その事例だと考えてください。
お米などの食品は主に自家消費とギフト(贈答)に分かれます。
それぞれ検索をしてもらう必要があるのですが、独自ショップ、楽天、アマゾン(それ以外は無視します)ではお客さんがそもそも違います。
当店の場合は独自ショップしか展開していませんので主に独自ショップについて書きますが。
(失敗だと思われる仮説)
(理由その1)
オールドドメインのため「あきたこまち」で検索をされても常に上位にいるが、必ずしも「あきたこまち」を食べたい、買いたいというニーズとは一致しない。
Analytics等で調べるとサブコンテンツに関するキーワードが多い、つまり『調べる』ために検索をしてるということでそれが購買につながってはいない。
つまりむやみやたらに関連するコンテンツを増やしたところで意味がない(コンテンツマーケティングの誤り?)
(理由その2)
仕入れ商品である=粗利が少なく、どこにでも競合がいる。
(理由その3)
商品「あきたこまち」そのものが、古い商品でブランド力が落ちてきている。
(理由その4)
サイト自体がスマホに対応していない。
(これは技術的なものなので解決はできますが)
(理由その5)
メールマガジン等の囲い込みをしてこなかった。他店との違いを明確にできてこれなかった。
長年にわたって同じことを続けることでお客さんがたくさん増えることもありますが、時代の流れに乗れず下降の一途をたどるケースがあります。
これからネットで起業をする方に特にアドバイスをしたいのは、競合は思った以上に多いということ。可能性はたくさんありますが、右から左のサービスや商品では長続きしません。
是非モノ売りをするのであれば、人の役に立つ、もしくは喜ばれるオリジナル商品を開発してネットの世界に飛び込んで欲しいと思います。
最後に。
失敗とは言っても当店にも大切なお客様はおります。
これからも他店との違い(私の人柄)を出して真心込めたサービスを行いますので今後とも末長いお付き合いをお願いいたします。